長い悪夢

これは私の夢の中

生活

窓際の斜めから刺す光 体感的には12:00頃1人掛けのカウチソファ、安定はしない。ただ、漏れる光の暖かさを感じることができる カレンダーの日付が中旬から動かない、永遠に

ストロベリーバニラ

車を走らせると、世界の終わりに直面する。ビルの隙間が赤く発光する同時に青が広がるが、現実とは程遠い昔の恋仲に会ってもよそよそしく、気恥ずかしかった助手席から手を伸ばすが写真は上手く撮れなかった。白昼の夢だ パン屋さんを探す、AM7:--細い道に猫…

e

裸で外に投げられ不安は、白く申し訳程度のバスタオルを抱える。一度は引き返したがどこへ行っても民衆の視線は痛く、ただ歩いた 古びたビルの階段を降りていくとヤニ被れた淡い写真とボトルが鎮座している。ソレを手に取り、被写体の彼女ともうずっと話せて…

狭い箱の中で囃子の音が聞こえる、誰かがズカズカと中に入ってきて、何かと理由をつけて話しかけてくるがそれが視姦ような目的だと悟り気持ちが悪くなる。 金銭的なミスを犯してしまい、左頬から始まり顔をつねられた。そのお金でこの醜い顔を変えられるのに…

皮膚と皮膚の縫い目

術室から出て切り離された自分の皮膚を持って受付へ行くと、少し遅れて美人のスタッフが「おけぴ!」と軽快に放ち、一気に不安になった。 皮膚と皮膚の縫い目が熱く、生々しくて手放しそうになる。 有り得ないくらい狭いキャパシティのライブハウス、とも呼…

離脱

薄暗い、押し入れやベッドの下のスペースのような閉鎖感のある。ブルーがそれを照らして 蛇口から不規則に水が垂れているが、ドクドクと血液が流れていくような嫌悪感と恐怖。 私はただ、体操座りになってうつむいたまま孤独を見つめている 絶望と向き合って…

廃村

薄いブルーを透かしたような、目まぐるしく淡い記憶。 田舎のサイレンからフィルターがかった男性の歌が聴こえて、妙に悲しくなる。

水没都市

坂道を車で登ると妙だ、脇の家々が水没している。 だが、その割には落ち着いた様子で運転席の人間が話をする。便乗して私の話をすると、なにかを思い出したようで遮られてしまう。 苛立ちを隠しながら話を聞いた 岩場にしがみ付いていた、何の目的だったかは…

シャワールーム

体に鉛のような物がこびりついていくら払っても消えない。 嫉妬するとヒステリックになってしまう癖が出てしまい、耐えられない状況に思わず「しにたい、しにたい」と風呂場で叫んでしまい あとの二人は黙り込んでしまった。 ベラベラと愚痴をこぼしそうにな…

灰色の街

灰色の街にポツンと不自然に二人掛けのベロア生地、緑のソファがある。 なんとなく腰掛けていると酔っ払いの不気味な男が近づいてきたので逃げるように立ち上がる。 待ち合わせを狙って声掛けを狙っているのか。そんな時に堂々と相手が現れてほしいと思うが…

人身売買

私は私でなく、某芸人の体だった。現実でなにか見た記憶もなく脈絡は曖昧。 スーツの男に10分でブツを売ってこいと生々しい、臓器の詰められたジップロックを渡される。監督と呼ばれる先輩も同行した。そいつはヤクザとは思えないような優しさに溢れた人間だ…

双子

アジア顔の男が2人、同じ顔で判別がつかない 双子だろう。私はその1人にしつこく追いかけられている、見つかったら殺される。部屋を移そうがどこへ行こうが彼は絶対に見つけ出すのだ。 無害な方の双子の相方に協力してもらい、バイクの後ろに乗せてもらった…

いけないこと

酷い豪雨に見舞われ私達はタクシーへ乗り込んだ。少しの間眠ってしまい、目を開けるとかなり近い距離で美しい青年に顔を覗かれ、心拍数が上がっていくのがわかった。 激しい雨の対策として、家電量販店へと急いでいたがその必要はないかもしれないな。既に傘…

リアで鳴らす

銀色のストラトキャスターが楽屋に転がっている。塩梅よく色褪せてきたことに気付くと、ピックアップ付近の錆びから目を逸らした。 ファッションセンターにて、酷い仲違いした友人へもバースデープレゼントを贈ろうとするお人好しな彼女に、必要がない と息…

隣人

古びたアパートメント、クジラが海底500mをすぎた頃、なにかを見計らっていた。こんな薄っぺらい壁じゃやることもできないよと笑いながらAが言う。貴方の部屋も見てみたい、僕も来て欲しい そんな掛け合いをした1階には3人家族が雑魚寝、というには狭すぎる…

色欲兎

ファッキンラビット、そこは空洞です。血眼で覗く兎のイラストが至る所にあり、こちらを見つめている。住民による犯罪の抑止ステッカーのような働きかけだろうか?気味が悪いトンネルをくぐり抜けると直ぐにトラックが横切り、思わず声を上げた。驚いている…

高所恐怖症

ポルカドットスティングレイのライブがモールにて行われていたが、周りに人の気配がない。 不気味に思い2階から覗き込むと、そこに柵はなく目の前に居た女の子を危うく突き落とすところだった、ヒューヒューと風の音を感じとる私は高所恐怖症だ。

大怪獣

一軒家、というよりは旅館のような間取りで茶色がかった暖かい木の造りだ。 別の階に移動するには少しばかり複雑な構造で何度も迷った。とある階はカウンターもあり、女が接客をしている。 酷く痩せこけた人々の写真を眺めていた、いつだってそんな悲劇が降…

ピエロ

「夢日記ってやっぱ良くないんですか?」 渋い顔で書類に向かうカウンセラーの女に聞こうと思ったが、やめた。明らかだからだ episode1 目覚めると倉庫に居た。 辺りは隙間のある簾のようなもので覆われており不安を煽った。 知らない男と馴れ合い、ゲームが…

ホラー

近所のスーパーを気に入り、何度も立ち寄った。 そこで知り合いに遭遇し、梅の漬物のようなものを勧められて買った。 いきなり店員に声を掛けられたと思ったら、かなりアナログなやり方でコロナ対策をしていた。 検温かと思えば瞼の裏を見せろと言われ、鼻に…

おにぎり地獄

飲み会があると言われ、よくわからないまま着いて行く。外に灯りはなく、非常に暗く何度も転んだ。細いライトで照らしながら目的地に着いたが、誰が居るのかわからない。 店内に入ると見覚えのある顔に安心する。一体何人呼んだのか分からないが近くには学生…

偽善庭(gizen-tei)

髪を切った、襟足がスッキリした 家族が厚手のカーペットを買うと言う、赤と青で悩んでいるらしいがどちらも派手であまり好ましくはない取り敢えず寒かったので、推しの赤に従った。 何人編成かわからない…ギターが私を含めて3人ぐらい居るバンドのスタジオ…

陰鬱

見覚えのある古い商店街を散策していた彼女はメガネをかけており、知的だ17時まで時間を潰したいという彼女は、もっと長くいたいと思う私の欲を叶えてくれた思わず手を握ると、そこに彼女の姿はなく苦手な男だったことがわかる。 男と歩いていると恋仲(仮)と…

また同じ夢を

インターホンが鳴る。そーっと気付かれぬようスコープを除くと大きな目玉が見える 恐ろしくなり腰を抜かしてしまった。怯えているとポストから男がどういう原理でか、覗いている。目玉からは逃げられない JCアンプ、テレキャスター、ナンバーガールのコード…

呪怨

episode1 ファミレスでsnowアプリを開き、前髪を整えながらファンサのようにツーショットを撮らされた。猫のフィルターが一番しっくり来た。 遅れてきた男の子はエビをたっぷり素揚げし、アボカドで包んだハンバーガーが食べたいという。だがホットドッグも…

溶けない名前

溶けない名前 あいつの彼女が男と寝たらしい、有り得ないへえ、そうなんだ探るような質問に私は背中を向けた UFOキャッチャーに白熱するも、取れずじまいで、戻る頃には商品が入れ替わってしまった。見かねたスタッフが「次に会った時、お久しぶりです。…………

冗談

カワウソか何かわからない生き物が沢山いる。兎に角それをベランダであやすが、鰻のようにすり抜けていく。 グループで談笑している。男がとうに別れた彼女の話を振られると、下を向いて話さなくなった。急に私は不安になる それが気がかりで、夢だと、安堵…

脳天を撃てトリガーが上手く引けず発砲できない。リロードボタンはどこだ兎に角、呪いのように脳天を撃つことだけに集中させられた幾度か襲われ、振り出しに戻る鉄に覆われた人間を、ずっと標的にしている

靴箱

校舎にて 事を終え、学校の靴箱へと向かうも自分の靴箱が全く思い出せない。というより、1度も使ったことが無かったかもしれなかった。なんとか辿り着いたがやはり見覚えはない。それがすごくショックだった。 中身のない時間を稼ぐ手段としての会話を繋ぎ、…

ホラー映画

よくある展開、様子がおかしいと思い父は玄関の扉を開けようとする娘を呼び止めるが時すでに遅し。絶叫が響き渡る