長い悪夢

これは私の夢の中

陰鬱

見覚えのある古い商店街を散策していた
彼女はメガネをかけており、知的だ
17時まで時間を潰したいという彼女は、もっと長くいたいと思う私の欲を叶えてくれた
思わず手を握ると、そこに彼女の姿はなく苦手な男だったことがわかる。


男と歩いていると恋仲(仮)と遭遇し、小さく手を振った。
とある校舎のベランダは雨で濡れているが、複数人で座り込み話を聞いた
みな首筋が剥き出しになっており、普通の人ならどこまで歯を食い込ませる痛みに耐えてくれるのだろう…そんなことばかりを考えた。
下着の色は赤、自分の無防備さに気づき慌ててスカートを直した。

誰か外で待っているよ、と言われたので恋仲だと思い揚々と飛び出すとそこは薄暗く、スーツに手品師のようなハットを被る座高の高い男の姿があった。おそろしくなり、誰かいる!こわい!と叫んだ

それからベランダに戻って外を眺めると下にいる人間達の目線が集中し、睨まれているような気がした。

 

コンビニに行くと暴走族が商品棚を遮っているせいで何も見えない。革ジャンを着た背の低い男に肩パンをされたので振り返ると知らんぷりだ。
大して品揃えもなかったので別の店に行った。
すると、また同じ集団が居たので深く溜息をつきながらとぼとぼと進んでいるとまた、あの男がわざとらしくぶつかってきた。