長い悪夢

これは私の夢の中

ゾンビ

グラスが2つ並んでいる。
"どちらが雨の匂いがすると思う?"
左のグラスには薄らと麦色が付着しているだけで空っぽ同然だ。右のグラスには8割麦茶が注がれている。

なんとなく、右を指した。
ハンチングを被るアーティスティックな男が目をキラキラとさせて何かを語る。独特な感性をお持ちで。

このカフェのシステムはよくわからないが、レディースデーは食事が安くなるのだとか。そいつを利用して私を連れて来た男がもくもくと飯を喰らっている。不快

 


畑に死体が転がっている。変な工作はせず、トッピング程度に砂を掛けただけだ。
容疑者の女のあっけらかんとした態度に狂気を感じた、至極卑劣な犯行というわけではないが隠しもせず日常に溶け込んでいることが最も恐ろしかった。


こういう時どんな選曲をすればいいんだっけ、喪失感と所謂エモい〜とかそんなところ。
エモーショナルには直結せず、ソレに浸る自分を含めたエモーショナルが的確だろうな、なんて卑屈な事を考えた どうぞ幸せに