長い悪夢

これは私の夢の中

老爺

暗い街を歩いていると向かいからやって来る小汚い老爺にイチャモンを付けられ殴られる、殴られ続ける。残念ながら老爺に傷つけられたとて私のマゾヒズムは満たされないし、御門違いだ。
声をあげるが通行人は静観、若しかしたら私に非があったのでは…と、振り返るがそんなことはどうでもいい。わざとらしく通過するバスから見下ろす乗客に腹が立った
老爺が何かを訴えているがよくわからない 意味がわからないまま鎮定の謝罪をすると、わかればいいんだよ と満足気な表情…
幼い頃の取っ組み合いでよくある、気色の悪い"儀式的"な仲直りだった。