オレンジ味のあるレンガが敷き詰められた高層ビルの最上階にはフェンスもなにもなく、震える足でエレベーターへと駆け込んだ。高所恐怖症による恐怖よりも、エレベーターを待つ煩わしさにより剥き出しの階段を使うことにした。しかし、震える足ではとても1…
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