2021-01-16 ジングルベル 見せしめの窓からギョロリとした目玉達がこちらを覗く。うっすらと聴こえるジングルベルが圧を増していくので、不気味に思いカーテンを捲ると誰かに遮られる。見てはいけない何かがそこに居るらしい。ベランダからクリスマスの装飾が見えるが、なんだ妙だ。サンタに模した亡者の行進が始まり、手を振った 悪い夢を見たと、我に返り再び目を瞑るが黒い影が床を這う感覚があるそういえば男と寝たんだっけ、低体温の手が重なっている事に気づき布団を捲るがそこには誰もいなかった